2017.07.26

セニングを減らしてゾーンで減らす

セニングシザー=悪→これは完全にNO!!

セニングシザーとはすきバサミの事です

 

刃がクシみたいになって量を減らすハサミです

基本は毛量調整に使用します

やり方によっては長さも切れるし

セニングのみでやられる方もいるそうですが

基本は毛量調整です。

 

 

とても効率もよく、使えるシザーですが

僕もふつうに使いますし

お店でも2人とも使用します

 

これはセニングに限ったことではないですが

使い方の問題ですね

 

すきバサミを使わないで…

傷むのでしょ?

スカスカになるんでしょ?

たまーに聞きます

実際カットが元で傷んでるスカスカになってる

(この2つは共存する問題ではありますが)

やりすぎ、やられ過ぎのスタイルもごく稀にあります

 

かなりお手入れはやりにくいと思います。

 

そんな経験から

セニングシザー=悪と…

なってしまったんではないでしょうか?

 

そんな経験のあるお客様は

多分、毛量が多い、硬い、太い、クセがあると

この髪のお悩みにいくつか当てはまっているはずです

 

では一度セニングシザーを使わないで

カットしてみるのはいかがでしょう??

フレンチカットグランもオススメではありますが

シザーの種類で言えばセニングシザーなので

抵抗感があると思います

 

ここでブログのタイトルにも使ってる

【ゾーン)で頭の骨格を感じてカットしていくやり方

骨格矯正カットとも言います

 

頭はカットするときに3つのゾーンに分かれます

 

トップ(赤)は動きを

ミドル(青)はウェイト、重さを

アンダー(黄)はレングス、長さを

簡単に言えばこの3つのゾーン構成でできてて

 

重さを感じるところをシザーで

軽くする(長さを切ってレイヤー、ハイレイヤーをいれる)

とそこだけがボリュームが減るという寸法です

これは他とは繋がらないのでツーブロックみたいな感じです

だから表面のトップとかアンダーのアウトライン

などに使うとカットのライン、スタイル自体が

壊れてしまうので

あくまでもウェイト、重さを取ることが目的で

スタイルを作るために長さを切るわけではございません

 

例えばワンレングスなら

 

そのままミドルのゾーンが落ちるとこの厚みがでます

 

でそのミドルのゾーンに1番したの長さは残したまま

アンダーと繋げてハイレイヤーで厚みをカット

 

するとハイレイヤーを入れて厚みが取れたスペースに

トップの髪が入って毛先が先細りにならずに

厚みのみが取れたスタイルになります

 

 

これも伸びてきた時に絶妙にハねないようにと

クセが重なりあってぶつかりボリュームが

出るところにしたら

本末転倒!

セニングシザーの時よりも毛先に厚みがあるから

より扱いにくい髪になってしまうかもしれません

 

馴染ませるように毛先のみにセニングをいれたり

伸びてきた時のことを考えてカットしていきますので

ご用心下さい^_^

 

カット方法にも色々とやり方があります

髪がやりにくいから

縮毛矯正したくないけどずっとやり続けてるお客様とかは

カットでも結果変わる可能性がありますよ(^-^)

 

是非一度お試しして下さい^_^

最良のやり方が絶対にあるはずです